あの頃のブログ

昔はやった映画やアニメ、漫画、音楽、などを今更ながらに紹介して、あの頃を振り返りつつ懐かしもうというブログです

超時空要塞マクロス

記念すべき、ご紹介する1本目はこちら!

 劇場版【超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか】です。

動画は私が10年前にUPした動画になります。

 

当時は小学生でした。姉がマクロス大好きで、家族総出で劇場版に行ったのを

覚えています。帰りに食べた中華のお店も記憶に残っています。

人生初の映画だったので覚えてるんでしょうね。生涯において忘れられない1作です。

 

衝撃だったのは映像ですね。板野サーカスとよばれる、

「高速で動く物体とそれを追う高速で動く物体を、高速で動くカメラが捕らえた映像」

という映像表現法(らしい)です。

特にミサイルの表現はすごいですよね。1枚1枚描いてるというのは当時としては当たり前でしたが、今考えるととんでもない労力です。怖いです。ブラックです!

しかしそれほどに情熱があって描かれた作品である事も納得です。

 

作画の美樹本晴彦さんの画風は素晴らしいです。

あの瞳の描き方は惹き込まれますね。

ガンダムよりマクロス派っていう人は作画の影響もあったかもしれません。

実際、姉はガンダムよりマクロス派でした。

(ストーリーに恋愛要素があるというのも関係あるかもですが)

 

マクロスを語る上でミンメイ派・未沙派、どちらを選ぶかという話題は永遠のテーマかもしれません。憧れのトップアイドルか、喧嘩してばかりの近所の綺麗なお姉さんって感じ。私はミンメイ派でした。

トップアイドルとお忍びデートなんて夢見心地でしょう。

ですが、主人公の一条輝が選んだ女性は早瀬未沙でした。

主人公の立場になって、どちらを選ぶかを改めて考えてみるのも一興かもですね。

 

劇場版のエンディング曲「天使の絵の具」についてもご紹介します。

永遠の一曲です。「愛・おぼえていますか」はもちろん名曲ですが、

私はこちらのほうが好きです。過去、動画もたくさん上げました。

劇場版のスタッフロールと共に流れるこの曲が忘れられず、

高校生になってCDを購入し、毎日のようにウォークマンで聞いて通学してました。

小学生時代に1回見たエンディグの曲を高校生まで覚えてるってなんかすごいですよね。影響を受けた作品のエンディグ曲ってなんか忘れられないんですよねー。

 

マクロスの記事を書いていると一瞬「あの頃」に戻れました。

また改めて書きたいなと思います!

 

 

 

【作品概要(Wiki引用)】

超時空要塞マクロス』の人気を受けて、1982年末にテレビシリーズの放送延長とともに映画化企画が浮上。1983年から1984年にかけて、後番組『超時空世紀オーガス』の制作と並行して準備が進められた。


監督はテレビシリーズのチーフディレクターを務めた石黒昇と、
メカニックデザイナー出身の河森正治が共同で担当。
河森はテレビシリーズ第17話「ファンタズム」や第27話「愛は流れる」の演出
(「黒河影次」名義で絵コンテ担当)を認められて抜擢された。


ストーリーは河森の初期構成案をもとに富田祐弘が準備稿を執筆。
これと河森が描いたイメージボードを元に、石黒と高山文彦が絵コンテを切り、
河森が最後に全体のトーンをまとめるというプロセスで構成された。


公開当時はテレビアニメのダイジェスト映像をもって劇場版とする作品が多かったが、
本作は全編新作フィルムとして制作された。


「アイドル歌手リン・ミンメイの歌によって文化を知らない異星人との星間戦争に決着がつく」というコンセプトを保ちつつ、テレビシリーズ第27話「愛は流れる」までのエピソードを再構成。敵が男のゼントラーディと女のメルトランディという2種族に分かれて争い続けていることや、クライマックスで流れる歌が太古の流行歌であることなど、設定を大きく変更した。


河森は作品のテーマについて、「生まれも育ちもちがう複数の人物が、その差を乗り越えてひとつになり得るか」と述べている。 その世界観を視覚化するため、宮武一貴がデザインラインを再編し、現用兵器的な地球系、深海生物的なゼントラーディ系、無機工学的なメルトランディ系に色分けした。


また、「デカルチャー」などの異星言語を考案し、画面に翻訳テロップを付けるという手法を用いている。キャラクターデザインにおいても、前述の宮武のデザインラインの系統に沿ってリメイクされ、劇場で視聴する際の角度も考慮した頭身へと変更(特に地球側キャラクターが顕著)された。作画では美樹本晴彦(地球側キャラクター)、平野俊弘(異星人キャラクター)、板野一郎(メカアクション)ら作画監督が中心となり、
テレビシリーズの代表的な話数よりもさらに絵の密度を上げるとともに、
スケジュールなどの問題により維持できなかったクオリティの統一を図ることを目標とした。キャラクターのタッチはじっくりした芝居の「間」にこだわるという演出意図から、テレビシリーズよりも落ち着いたものに変更された。また、空中戦シーンでは大気圏内と宇宙空間での機動の違いや、パイロットごとの操縦の個性の違いを表現している。 音楽では作曲家の羽田健太郎が新規にBGMを作曲。


作中のシーンに合わせて、ミンメイ役の歌手飯島真理が歌う劇中歌を配置している。
加藤和彦安井かずみ夫妻が提供した主題歌『愛・おぼえていますか』は、
劇中においてもクライマックスの大戦闘を終結に導くキーナンバーとされた。

 

【反響・評価(Wiki引用)】

日本のアニメ界において、1984年は本作や『風の谷のナウシカ』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』が公開された劇場用アニメの当たり年といわれる。

本作の版権イラストのような高密度作画、スピード感溢れるアクションは、後に日本製アニメの特徴となる「ハイクオリティ主義」に影響を与えたと指摘される。
また、当時のセル画表現の最高峰という意見もある。


音楽面では本作のサウンドトラックがオリコンチャート最高9位、
主題歌『愛・おぼえていますか』が同チャート最高7位を獲得。
飯島はTBS系『ザ・ベストテン』、日本テレビ系『ザ・トップテン』などの人気歌番組にランクインし出演した。セルビデオ1984年のオリコンビデオチャートで、
マイケル・ジャクソンの『スリラー』(輸入版)や『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』を抑えて年間1位を記録した。


アメリカで放送された『ロボテック』は日本製アニメ人気の火付け役となったが、
ファンは『超時空要塞マクロス』『超時空騎団サザンクロス』『機甲創世記モスピーダ』という別々の原作があることを知らなかった。
日本から輸入された雑誌に出ているミンメイがテレビシリーズとは違う服を着ていることを疑問に思い、それがきっかけでマクロスの映画の存在を知ったという。