あの頃のブログ

昔はやった映画やアニメ、漫画、音楽、などを今更ながらに紹介して、あの頃を振り返りつつ懐かしもうというブログです

聖闘士星矢

2回目のご紹介は聖闘士星矢

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まぁ、知らない人はおらんでしょう。が、あえての紹介。

1985年~1990年の期間、週間少年ジャンプで連載。

1986年~1989年にてアニメ放送されました。

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あらすじ(Wiki引用)

この世には邪悪がはびこるとき、必ずや現れるといわれる希望の闘士

聖闘士(セイント)。その拳は空を裂き、蹴りは大地を割るという。
彼らは神話の時代より女神アテナに仕え、武器を嫌うアテナのために素手で敵と戦い、
天空に輝く88の星座を守護としてそれを模した聖衣(クロス)と呼ばれる防具を纏う。
そして現代、6年もの厳しい修行を経てアテナの聖闘士となった少年星矢が
父に運命を託された実の兄弟たち(アニメ版では同じ境遇の少年たち)と
共に地上の覇権を争う神々の争いに身を投じる。

 

原作とアニメではストーリーや聖衣のデザインが違ったりするんですよね。

コミックス第一巻発売より早くアニメ企画が進行されたという当時でも異例な作品。

 

当時は土曜日の19:00から放送だったので、チャンネル争いの激しい事ったらない。

裏番組で所さんの番組やってたような・・・。

録画してあとで見るという習慣がなかったので、19:00になったら

両親の部屋へ行って兄貴と聖闘士星矢のアニメ見た記憶が。

 

かっこいいんすよね聖衣。超かっこいいんすよ。

憧れない少年なんていないと思う。

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 漫画では巻末に上記のような聖衣分解図が描いてあるんすよね。

よくこんなの考えるなぁと当時はかぶりついて見てました。

漫画を見終わった後は自分で聖衣考えたりね。絶対みんなやってたはず。

 

少年の成長と友情の物語。

 

だけではないんですよ。

「戦いでは常にクールであれ」と教える師匠。

弟子と対峙した時は師匠自らが命を賭して弟子の成長を促す。

師匠本人がクールになりきれてなかったのかもしれないけど、

それでもなお、弟子と師匠の関係ってこういう事やんね。

と想いを馳せてしまいますな。

黄金聖闘士の中で一番好きな水瓶座カミュさん。

カミュさんと氷河の師弟関係は必見です!

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聖闘士星矢で一番の見どころは黄金聖闘士でしょうね。

黄金十二宮編では主人公クラスの5人の青銅聖闘士が黄金の矢を受けて倒れた女神(アテナ)の命を救うために、十二宮を守る聖闘士最強の黄金聖闘士と死闘を繰り広げるという内容です。

 

ストーリー的には敵になる黄金聖闘士

普通に悪いやつもいるのですが、教皇を正義と信じて戦うやつもいます。ですが青銅聖闘士の5人と戦ううちに、正義とはなんぞや。信じるものはなんぞやと迷う黄金聖闘士の心打ちもストーリーとしては見どころでしょう。

 

しかしながら漫画版の聖闘士星矢を語る上で最も重要なのは

ハーデス十二宮編!

 

黄金十二宮編で命を落とした黄金聖闘士が冥王ハーデスの力で蘇り、アテナの命を奪いにきます。実は、とある目的があってハーデスに懐柔しているフリをしています。

ですが、それをバレてしまうと借り物の命をすぐ奪われてしまいます。

以前の仲間である黄金聖闘士にすら打ち明けられずに互いに戦い合うストーリー。

 

アテナを守る為に黄金聖闘士は戦います。

蘇った元黄金聖闘士もアテナの為に戦っています。

この心の慟哭がたまらん。たまらんのや!

 

互いに譲れない想いを持って戦うシーンの代表は

シャカ VS サガ・カミュ・シュラ 戦。

聖闘士星矢のストーリーでも最も評価されてほしいシーン。

 

 

ハーデスの軍門に下り、更にアテナの命をも奪うという行為が果てしなく許せない

黄金聖闘士シャカ。ですが、蘇った黄金聖闘士サガ・カミュ・シュラには

打ち明けられない何かがある事を薄々感づいています。確かめようにも言葉では

届かず。自分の使命と命を懸けて3人と戦う事に。

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シャカの最大奥義「天舞宝輪」を放ち、

サガ・カミュ・シュラの五感を次々と破壊していきます。

 

「アテナエクスクラメーションを撃つ以外に君たちに勝利はない」と語るシャカ。

 

アテナエクスクラメーションとは黄金聖闘士が三位一体となり発動する影の闘法。

1対1が基本となる聖闘士の戦いにおいて、3人で行うこの技は正義の戦いにふさわしくないと、アテナの名において禁じ手とされてきました。

この禁じ手を使おうものなら聖闘士だった証すら剥奪され、未来永劫鬼畜にも劣る賊の烙印を押されてしまう。

 

ハーデスに寝返り、アテナの命を脅かすサガ達が、

聖闘士だった証さえ捨てる事に何を躊躇するのか疑問を問いかけるシャカ。

カミュ・シュラはアテナエクスクラメーションをを放つ事に戸惑う。

 

「われわれはどうあってもアテナの・・・アテナのもとまで行かねばならないのだ・・・
そのためになら、よろこんで聖闘士の名誉も名も捨てるべきではないのか」

サガは血の涙を流し決意を語る。

 

「一度死んで総てを失った身だ。卑怯者の名を…賊の烙印も甘んじて受けよう」

サガ・カミュ・シュラ「地上の愛と正義のために!!」

 

ウヒョー!

愛と正義なんて陳腐な言葉ですが、

それでも胸を打たれるのが作者の車田正美節なのでしょうね。

 

覚悟を決め、アテナエクスクラメーションを放つ3人。

天舞宝輪にて、止めを刺そうとするシャカ。f:id:ryuoog:20180804154812j:plain

小規模ながらビッグバンに匹敵するというアテナエクスクラメーションの前に

命を落とすシャカ。ここまで見ると、敵に塩を送り自殺行為のようにしか見えませんが、シャカの真の目的は「死」というところにあるのですね。

 

魂となったシャカは辞世の句「阿頼耶識」を花びらに描き、アテナのもとへ届ける。

花びらを受け取ったアテナはシャカの死の意味を知り、ある決意を固めます。

とまあ、ストーリを書くときりがないのですが。

 

死して尚、為すべき事を行うために戦う。

特にシャカは聖闘士としては最もブレてない人物像が描かれている気がします。

 

対して、正義として戦いたくも悪の二面性を持つサガ。

クールに徹しろと言いつつも戦いの中で幾度も弟子の命を守ろうとするカミュ

悪の教皇に加担しつつも紫龍との闘いの中で聖闘士としての生き方を学ぶ

未成熟な黄金聖闘士シュラ。

という人間臭さも人物の魅力ではあるのでしょうね。

 

 

 

あの頃に戻りすぎて、語りつくせませんでした!w

また改めて別の記事で語りたく思います。