めぞん一刻
【めぞん一刻】
とある町「時計坂」にある「一刻館」というおんぼろアパートに住む浪人生
「五代裕作」と、そのアパートの管理人としてやってきた未亡人「音無響子」の
ラブストーリーを描いた作品。
当作品については漫画から見ていたというよりはアニメで知ったという人の方が多いのではないでしょうか。1986年からTV放送開始。水曜日19:30から30分間。
(地域によって違うのかもしれませんが)
お茶の間で見るには最適な内容と時間。
当時は小学生ぐらいだったでしょうか。大人のラブストーリーってのはよくわからんかったので、一刻館のメンバーのドタバタ劇をムフォォォと見てました。
物語序盤はラブストーリーの進展は少なめ。
勉強をしたい浪人生 五代くんと、ことあるごとに宴会をしたい一刻館の住人
「一の瀬花江」「四谷(下の名前は設定上でも不明)」「六本木朱美」3名との
ドタバタ活劇が主に描かれています。「うる星やつら」や、「らんま1/2」のような展開を思い描いていただくのが良いかと思います。高橋留美子節ですよね。
もうね今では考えられないでしょうね。隣人が浪人生の部屋に入ってきて、
勉強している横で宴会するんですから。コワイ
昭和の当時でも宴会や飲み会でうるさくしてたら隣の部屋から壁ドンされますよねコワイ
とにかく浪人生 五代裕作の不遇が描かれています。
管理人 音無響子さんとの関係を深めたい五代裕作はあれこれするも、
響子さんに素知らぬ態度ではぐらかされます。
五代くんは響子さんが未亡人である事を知り、出来の悪い弟の面倒を見るように世話を焼いていた響子さんは五代くんの気持ちを知り、お互いの関係性は少しずつ縮まっていきます。
五代くんは大学に合格し、物語中盤以降は
様々なキャラクターが登場します
五代くんと同じ大学生のガールフレンド「七尾こずえ」
猛烈に響子さんにアプローチする、
響子さんが通うテニススクールのコーチ「三鷹瞬」
五代くんの教育実習時の生徒である女子高生「八神いぶき」
恋愛ストーリー特有の恋敵ですよね。
五代くんと響子さんの間に様々な勘違いやすれ違いやを起こさせますが、
大人の恋愛、大学生の恋模様、高校生の初恋みたいな感じで、
それぞれに想いがあり、ドラマがあります。
聖闘士星矢
2回目のご紹介は聖闘士星矢!
まぁ、知らない人はおらんでしょう。が、あえての紹介。
1985年~1990年の期間、週間少年ジャンプで連載。
1986年~1989年にてアニメ放送されました。
あらすじ(Wiki引用)
この世には邪悪がはびこるとき、必ずや現れるといわれる希望の闘士
聖闘士(セイント)。その拳は空を裂き、蹴りは大地を割るという。
彼らは神話の時代より女神アテナに仕え、武器を嫌うアテナのために素手で敵と戦い、
天空に輝く88の星座を守護としてそれを模した聖衣(クロス)と呼ばれる防具を纏う。
そして現代、6年もの厳しい修行を経てアテナの聖闘士となった少年星矢が
父に運命を託された実の兄弟たち(アニメ版では同じ境遇の少年たち)と
共に地上の覇権を争う神々の争いに身を投じる。
原作とアニメではストーリーや聖衣のデザインが違ったりするんですよね。
コミックス第一巻発売より早くアニメ企画が進行されたという当時でも異例な作品。
当時は土曜日の19:00から放送だったので、チャンネル争いの激しい事ったらない。
裏番組で所さんの番組やってたような・・・。
録画してあとで見るという習慣がなかったので、19:00になったら
両親の部屋へ行って兄貴と聖闘士星矢のアニメ見た記憶が。
かっこいいんすよね聖衣。超かっこいいんすよ。
憧れない少年なんていないと思う。
漫画では巻末に上記のような聖衣分解図が描いてあるんすよね。
よくこんなの考えるなぁと当時はかぶりついて見てました。
漫画を見終わった後は自分で聖衣考えたりね。絶対みんなやってたはず。
少年の成長と友情の物語。
だけではないんですよ。
「戦いでは常にクールであれ」と教える師匠。
弟子と対峙した時は師匠自らが命を賭して弟子の成長を促す。
師匠本人がクールになりきれてなかったのかもしれないけど、
それでもなお、弟子と師匠の関係ってこういう事やんね。
と想いを馳せてしまいますな。
カミュさんと氷河の師弟関係は必見です!
黄金十二宮編では主人公クラスの5人の青銅聖闘士が黄金の矢を受けて倒れた女神(アテナ)の命を救うために、十二宮を守る聖闘士最強の黄金聖闘士と死闘を繰り広げるという内容です。
ストーリー的には敵になる黄金聖闘士。
普通に悪いやつもいるのですが、教皇を正義と信じて戦うやつもいます。ですが青銅聖闘士の5人と戦ううちに、正義とはなんぞや。信じるものはなんぞやと迷う黄金聖闘士の心打ちもストーリーとしては見どころでしょう。
しかしながら漫画版の聖闘士星矢を語る上で最も重要なのは
ハーデス十二宮編!
黄金十二宮編で命を落とした黄金聖闘士が冥王ハーデスの力で蘇り、アテナの命を奪いにきます。実は、とある目的があってハーデスに懐柔しているフリをしています。
ですが、それをバレてしまうと借り物の命をすぐ奪われてしまいます。
以前の仲間である黄金聖闘士にすら打ち明けられずに互いに戦い合うストーリー。
アテナを守る為に黄金聖闘士は戦います。
蘇った元黄金聖闘士もアテナの為に戦っています。
この心の慟哭がたまらん。たまらんのや!
互いに譲れない想いを持って戦うシーンの代表は
シャカ VS サガ・カミュ・シュラ 戦。
聖闘士星矢のストーリーでも最も評価されてほしいシーン。
ハーデスの軍門に下り、更にアテナの命をも奪うという行為が果てしなく許せない
黄金聖闘士シャカ。ですが、蘇った黄金聖闘士サガ・カミュ・シュラには
打ち明けられない何かがある事を薄々感づいています。確かめようにも言葉では
届かず。自分の使命と命を懸けて3人と戦う事に。
シャカの最大奥義「天舞宝輪」を放ち、
サガ・カミュ・シュラの五感を次々と破壊していきます。
「アテナエクスクラメーションを撃つ以外に君たちに勝利はない」と語るシャカ。
アテナエクスクラメーションとは黄金聖闘士が三位一体となり発動する影の闘法。
1対1が基本となる聖闘士の戦いにおいて、3人で行うこの技は正義の戦いにふさわしくないと、アテナの名において禁じ手とされてきました。
この禁じ手を使おうものなら聖闘士だった証すら剥奪され、未来永劫鬼畜にも劣る賊の烙印を押されてしまう。
ハーデスに寝返り、アテナの命を脅かすサガ達が、
聖闘士だった証さえ捨てる事に何を躊躇するのか疑問を問いかけるシャカ。
カミュ・シュラはアテナエクスクラメーションをを放つ事に戸惑う。
「われわれはどうあってもアテナの・・・アテナのもとまで行かねばならないのだ・・・
そのためになら、よろこんで聖闘士の名誉も名も捨てるべきではないのか」
サガは血の涙を流し決意を語る。
「一度死んで総てを失った身だ。卑怯者の名を…賊の烙印も甘んじて受けよう」
サガ・カミュ・シュラ「地上の愛と正義のために!!」
ウヒョー!
愛と正義なんて陳腐な言葉ですが、
それでも胸を打たれるのが作者の車田正美節なのでしょうね。
覚悟を決め、アテナエクスクラメーションを放つ3人。
天舞宝輪にて、止めを刺そうとするシャカ。
小規模ながらビッグバンに匹敵するというアテナエクスクラメーションの前に
命を落とすシャカ。ここまで見ると、敵に塩を送り自殺行為のようにしか見えませんが、シャカの真の目的は「死」というところにあるのですね。
魂となったシャカは辞世の句「阿頼耶識」を花びらに描き、アテナのもとへ届ける。
花びらを受け取ったアテナはシャカの死の意味を知り、ある決意を固めます。
とまあ、ストーリを書くときりがないのですが。
死して尚、為すべき事を行うために戦う。
特にシャカは聖闘士としては最もブレてない人物像が描かれている気がします。
対して、正義として戦いたくも悪の二面性を持つサガ。
クールに徹しろと言いつつも戦いの中で幾度も弟子の命を守ろうとするカミュ。
悪の教皇に加担しつつも紫龍との闘いの中で聖闘士としての生き方を学ぶ
未成熟な黄金聖闘士シュラ。
という人間臭さも人物の魅力ではあるのでしょうね。
あの頃に戻りすぎて、語りつくせませんでした!w
また改めて別の記事で語りたく思います。
超時空要塞マクロス
記念すべき、ご紹介する1本目はこちら!
劇場版【超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか】です。
動画は私が10年前にUPした動画になります。
当時は小学生でした。姉がマクロス大好きで、家族総出で劇場版に行ったのを
覚えています。帰りに食べた中華のお店も記憶に残っています。
人生初の映画だったので覚えてるんでしょうね。生涯において忘れられない1作です。
衝撃だったのは映像ですね。板野サーカスとよばれる、
「高速で動く物体とそれを追う高速で動く物体を、高速で動くカメラが捕らえた映像」
という映像表現法(らしい)です。
特にミサイルの表現はすごいですよね。1枚1枚描いてるというのは当時としては当たり前でしたが、今考えるととんでもない労力です。怖いです。ブラックです!
しかしそれほどに情熱があって描かれた作品である事も納得です。
作画の美樹本晴彦さんの画風は素晴らしいです。
あの瞳の描き方は惹き込まれますね。
ガンダムよりマクロス派っていう人は作画の影響もあったかもしれません。
(ストーリーに恋愛要素があるというのも関係あるかもですが)
マクロスを語る上でミンメイ派・未沙派、どちらを選ぶかという話題は永遠のテーマかもしれません。憧れのトップアイドルか、喧嘩してばかりの近所の綺麗なお姉さんって感じ。私はミンメイ派でした。
トップアイドルとお忍びデートなんて夢見心地でしょう。
ですが、主人公の一条輝が選んだ女性は早瀬未沙でした。
主人公の立場になって、どちらを選ぶかを改めて考えてみるのも一興かもですね。
劇場版のエンディング曲「天使の絵の具」についてもご紹介します。
永遠の一曲です。「愛・おぼえていますか」はもちろん名曲ですが、
私はこちらのほうが好きです。過去、動画もたくさん上げました。
劇場版のスタッフロールと共に流れるこの曲が忘れられず、
高校生になってCDを購入し、毎日のようにウォークマンで聞いて通学してました。
小学生時代に1回見たエンディグの曲を高校生まで覚えてるってなんかすごいですよね。影響を受けた作品のエンディグ曲ってなんか忘れられないんですよねー。
マクロスの記事を書いていると一瞬「あの頃」に戻れました。
また改めて書きたいなと思います!
【作品概要(Wiki引用)】
『超時空要塞マクロス』の人気を受けて、1982年末にテレビシリーズの放送延長とともに映画化企画が浮上。1983年から1984年にかけて、後番組『超時空世紀オーガス』の制作と並行して準備が進められた。
監督はテレビシリーズのチーフディレクターを務めた石黒昇と、
メカニックデザイナー出身の河森正治が共同で担当。
河森はテレビシリーズ第17話「ファンタズム」や第27話「愛は流れる」の演出
(「黒河影次」名義で絵コンテ担当)を認められて抜擢された。
ストーリーは河森の初期構成案をもとに富田祐弘が準備稿を執筆。
これと河森が描いたイメージボードを元に、石黒と高山文彦が絵コンテを切り、
河森が最後に全体のトーンをまとめるというプロセスで構成された。
公開当時はテレビアニメのダイジェスト映像をもって劇場版とする作品が多かったが、
本作は全編新作フィルムとして制作された。
「アイドル歌手リン・ミンメイの歌によって文化を知らない異星人との星間戦争に決着がつく」というコンセプトを保ちつつ、テレビシリーズ第27話「愛は流れる」までのエピソードを再構成。敵が男のゼントラーディと女のメルトランディという2種族に分かれて争い続けていることや、クライマックスで流れる歌が太古の流行歌であることなど、設定を大きく変更した。
河森は作品のテーマについて、「生まれも育ちもちがう複数の人物が、その差を乗り越えてひとつになり得るか」と述べている。 その世界観を視覚化するため、宮武一貴がデザインラインを再編し、現用兵器的な地球系、深海生物的なゼントラーディ系、無機工学的なメルトランディ系に色分けした。
また、「デカルチャー」などの異星言語を考案し、画面に翻訳テロップを付けるという手法を用いている。キャラクターデザインにおいても、前述の宮武のデザインラインの系統に沿ってリメイクされ、劇場で視聴する際の角度も考慮した頭身へと変更(特に地球側キャラクターが顕著)された。作画では美樹本晴彦(地球側キャラクター)、平野俊弘(異星人キャラクター)、板野一郎(メカアクション)ら作画監督が中心となり、
テレビシリーズの代表的な話数よりもさらに絵の密度を上げるとともに、
スケジュールなどの問題により維持できなかったクオリティの統一を図ることを目標とした。キャラクターのタッチはじっくりした芝居の「間」にこだわるという演出意図から、テレビシリーズよりも落ち着いたものに変更された。また、空中戦シーンでは大気圏内と宇宙空間での機動の違いや、パイロットごとの操縦の個性の違いを表現している。 音楽では作曲家の羽田健太郎が新規にBGMを作曲。
作中のシーンに合わせて、ミンメイ役の歌手飯島真理が歌う劇中歌を配置している。
加藤和彦、安井かずみ夫妻が提供した主題歌『愛・おぼえていますか』は、
劇中においてもクライマックスの大戦闘を終結に導くキーナンバーとされた。
【反響・評価(Wiki引用)】
日本のアニメ界において、1984年は本作や『風の谷のナウシカ』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』が公開された劇場用アニメの当たり年といわれる。
本作の版権イラストのような高密度作画、スピード感溢れるアクションは、後に日本製アニメの特徴となる「ハイクオリティ主義」に影響を与えたと指摘される。
また、当時のセル画表現の最高峰という意見もある。
音楽面では本作のサウンドトラックがオリコンチャート最高9位、
主題歌『愛・おぼえていますか』が同チャート最高7位を獲得。
飯島はTBS系『ザ・ベストテン』、日本テレビ系『ザ・トップテン』などの人気歌番組にランクインし出演した。セルビデオは1984年のオリコンビデオチャートで、
マイケル・ジャクソンの『スリラー』(輸入版)や『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』を抑えて年間1位を記録した。
アメリカで放送された『ロボテック』は日本製アニメ人気の火付け役となったが、
ファンは『超時空要塞マクロス』『超時空騎団サザンクロス』『機甲創世記モスピーダ』という別々の原作があることを知らなかった。
日本から輸入された雑誌に出ているミンメイがテレビシリーズとは違う服を着ていることを疑問に思い、それがきっかけでマクロスの映画の存在を知ったという。
あの頃のブログについて
ブログを立ち上げるにあたり、何を記事にしようか迷いました。
年齢を重ねるにあたり、最近の事について疎くなります。
というかもともと流行りものに飛びつくのが遅いです。
なので今更に新規ブログです・・・
今回立ち上げた「あの頃のブログ」とは、
1990年代~2000年代ぐらいの作品を懐かしみ、
「あー、あんなのあったなー」「おー懐かしい」と
おじさん、おばさんと共感しあえたらなと思います。
また若い方にはこんな作品あったんだと
興味を持って頂ければ幸いです。